ABOUT DATABANK
TOKYO健康長寿
データバンクについて
ABOUT DATABANK
TOKYO健康長寿データバンクとは
TOKYO健康長寿データバンク(TmDB)は、認知症やフレイルなどの疾患をお持ちの協力者(患者さん)から、データ利活用に関する同意を得て、
臨床情報や生体情報を収集する、高齢者疾患に特化したデータバンクです。
「人生100年時代」において、認知症があってもなくても都民一人一人が相互に尊重し、支え合いながら共生し、認知症になってからも尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができる社会が求められています。
こうした社会を実現するための研究として、認知症をはじめとする疾患の原因を突き止める研究や、新規の早期診断技術、さらに新しい治療法の開発が期待されています。
東京都健康長寿医療センターでは、2020年より東京都の支援を受けて、高齢疾患に特化したビッグデータを収集・管理していくための「TOKYO健康長寿データバンク」(TmDB)の構築を進めています。TmDBでは、当センターを受診する患者さんから取得した診療情報や生体試料情報をデータバンクに蓄積しています。このTmDBを国内外の研究機関や企業が、AIを始めとする新規技術を用いた広い範囲の医学研究及び医薬品・医療機器等の開発・商品化のために利活用しています。 患者さんには、本計画についてご理解いただいたうえで、同意署名をいただきます。同意された患者さんの診療情報は個人を識別することができる記述等を削除・置換した上で、整理・分類して、データバンクに蓄積します。医学研究開発では、診療情報を利用し多面的な解析を行うため、多くの患者さんの協力が必要です。多くの患者さんの診療情報を集めてデータバンクを活発に利活用できるようにすると、より早く、より良い診断技術や医薬品・医療機器等の開発が進み、人々の健康や医療の発展に役立つことが期待されます。
研究開発者の皆様へ
「TmDB」で利用できる情報について
同意者数 2210名の方にご同意いただきました(2024年12月18日現在)
データドメイン(一部)
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電子カルテ内容
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検体検査
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画像診断
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処方歴
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心理機能検査
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既往歴
病院患者データ
- 脳神経内科患者
- もの忘れ/フレイル
- 認知症, フレイル患者
- 疾患関連の臨床データ
TOKYO 健康長寿データバンク
- 臨床診断・疫学情報, 共通データ
- 神経心理学検査(MMSE/CDR/DASC21)

共同研究の流れ
企業との共同研究は以下の流れで進めていきます。
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STEP01
相談
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STEP02
NDAの締結
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STEP03
共同研究の
打ち合わせ -
STEP04
契約締結
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STEP05
研究開発の実施
各ステップで必要なことや、不明な点があればお気軽にお問合せください。
東京都健康長寿医療センター
健康長寿イノベーションセンター(HAIC)
臨床開発ユニット(研究棟3階)
〒173-0015
東京都板橋区栄町35番2号
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター
TEL:03-3964-1141 内線2275