製造販売後調査の手続きについて

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製造販売後調査の
手続きについて

製造販売後調査審査の流れ、ならびに副作用・感染症報告の手続きについてご紹介いたします。

製造販売後調査申請の流れ

新規申請から調査開始まで

* 使用成績比較調査及び製造販売後データベース調査については、手続きの流れが変わる可能性がありますので、事前にご相談下さい。

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薬事委員会の通過

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調査担当医との相談

DI担当者に当該医薬品の採用確認並びに市販後調査の依頼について説明した後に、調査を担当される医師に調査の依頼を行い、調査実施の内諾を得てください。

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新規申請の申し込み

医師の内諾後、研究開発ユニットにご連絡ください。当センターにおける手続きの説明を行います。

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申請書類の提出

申請資料は、システムに格納していただきます(格納方法は、事前に説明いたします)
契約書は、ご提出いただきます。

申請書類
  • 申請資料一覧(最新のものをご準備ください)
  • 製造販売後調査申請書(調査-書式1)
  • 実施要綱(及び調査概要)
  • 調査票又はその見本
  • 医薬品等概要(インタビューフォーム、添付文書等)又は取扱い説明書
  • 同意説明文書(ある場合は添付する)
  • 契約書原本(申請書類と同時に提出も可、審査結果確認後でも可)
    ※返信用封筒をご用意ください。
  • その他の必要な資料

:作成日、版番号を明記する

※製造販売後調査申請書(調査-書式1)は依頼者の押印、調査の責任医師の署名・捺印は不要となっております。

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治験審査委員会

原則として毎月第2金曜日午後3時に開催します。迅速審査、緊急審査は随時行います。GPSP省令に準拠した調査であれば迅速審査で行います。また緊急で審議が必要な場合にはご相談ください。
なお、GPSP省令に準拠した調査であっても調査に際し、同意取得が必要な調査の場合には通常審査で行います。

委員会の迅速審査とは

原則、市販後調査は新規であっても迅速審査を行います。
※調査内容によっては、治験審査委員会にて審議される場合もあります。

委員会の緊急審査とは

緊急に検討・決定が必要な場合は、緊急審査を行います。

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通知書の発行

審査後、速やかに発行します。

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契約の締結

締結が済み次第、ご連絡します。別途、事務から請求書が発行されますので、速やかに管理経費(初年度のみ)をお支払い願います。

契約書
  • 契約書(覚書含む)の内容は、事前にご相談ください。
  • 当センターの契約者は、理事長となりますので、名前を事前にご確認ください。
  • 研究開発ユニットの確認を得た後、依頼者の押印、調査の責任医師の署名・捺印を入手した上で、提出してください。
  • 契約書の締結が済み次第、ご連絡をいたします。
  • 契約締結後、事務より請求書を送らさせていただきますので、契約に基づいてお支払いをお願いします。

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調査開始

調査実施に必要な書類を医師に提出してください。また、文書での同意取得が必要な場合は、事前に医師に十分な説明をしてください。

調査時の注意事項

  • 患者IDの提供は不可です。記載欄がある場合は、斜線や二重線で削除し、登録票・調査票を提出してください。
  • 当センター医師からの登録および調査票提出が遅延した場合には、健康長寿イノベーションセンター 研究開発ユニット までご相談ください。(おおむね3か月遅延の場合はご相談ください。)

実施中の変更申請について

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変更申請

期間延長や医師の変更がある場合は速やかに変更の申請をしてください。
期間延長の場合は、実施状況報告書を添付してください。

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治験審査委員会

変更内容によって、通常の開催か、迅速か、緊急か、いずれかで審議します。
また内容によっては、次回の委員会への報告のみの事項もあります。

3

通知書の発行

審査後、速やかに発行します。

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契約の締結

契約内容の変更の場合は、契約書(覚書)の締結が必要となります。

実施要綱等の変更申請

  • 調査内容に変更が生じた場合は、研究開発ユニットまでご連絡をください。
    変更申請をご提出していただきます、変更申請は、変更申書(調査-書式2)を使用して作成してください。
  • 契約内容の変更の場合は、契約書(覚書)の締結が必要となります。
  • 期間延長の場合は、実施状況報告書(調査-書式3)を使用して作成してください。
    記載内容は、事前に医師に確認してください。
  • 変更申請書(調査-書式2)は、依頼者の押印、調査の責任医師の署名・捺印は不要となっております。

変更申請方法

  • システムに格納していただきます。
  • 契約書(覚書)原本は、提出していただきます。
    ※返信用封筒をご用意ください。

※既に受け付けている製造販売後調査においては、変更申請書をご提出していただきます。

その他

調査票(写)の提出
  • 期間中に調査票を回収した場合は、その写しを、研究開発ユニットにご提出ください。
    調査票代金は実績払いとなりますので、手続き後、事務から請求書を送らせて頂きます。
終了(中止・中断)報告
  • 調査が終了した場合は、「終了(中止・中断)報告書」(調査-書式4)を、調査票の写しとともに、提出してください。日付を記載し依頼者へお返しします。
  • 終了について治験審査委員会へ報告します。

経費納入について

前述しておりますが、経費納入について紹介します。

  • 契約締結後、事務より請求書を送らさせていただきますので、契約に基づいてお支払いをお願いします。
  • 調査票代金は実績払いとなりますので、手続き後、事務から請求書を送らせて頂きます。
  • 費用については、調査内容によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

製造販売後調査についてのよくある質問

調査の申請に使用する書式にはどのようなものがありますか?

製造販売後調査に係る申請書類一式に掲載しております。

手続きの方法について教えてください

上記「製造販売後調査申請の流れ」に沿ってお手続きください。

製造販売後調査に係る申請書類一式

書式番号 資料名
調査・書式1 製造販売後調査申請書
調査・書式2 製造販売後調査変更申請書
調査・書式3 実施状況報告書
調査・書式4 終了(中止・中断)報告書
調査・書式5 副作用・感染症症例報告書受領書
調査・書式6 副作用・感染症症例報告に関する契約書(案)
調査・書式7 製造販売後調査に関する契約書(案)
調査・書式10 実施計画書等修正報告書
調査・参考試料1 同意説明文書案

副作用・感染症症例報告の手続きについて

ご担当のMRの方が有害事象を医師から直接報告を受けた場合には、必ず薬剤科DI担当者へ報告をお願いします。
医師より薬剤科DI担当者に報告があった場合には、該当するご担当のMRの方へ連絡をします。
調査により、より詳細調査が必要となり経費の発生が伴う場合の手順は以下の通りです。
ご担当MRの方は、内容を確認の上、ご対応いただきますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、研究開発ユニットの担当までお問い合わせください。

経費納入の手順

詳細調査終了後、下記書類より作成頂き研究開発ユニットまでご提出ください。

製造販売後調査に係る申請書類一式より

  • 『調査-書式6 副作用・感染症症例報告に関する契約書(案)』
    *医師署名・押印済み
  • 『調査-書式7 副作用・感染症症例報告書受領書』
    *依頼者押印
  • 報告書(写し)

報告書の写しにつきましては、薬剤科DI室にもご提出をお願いいたします。
契約書の締結が済み次第、ご連絡をいたします。
経費に関して事務より請求書を送付先に郵送させていただきます。

東京都健康長寿医療センター
健康長寿イノベーションセンター(HAIC)
研究開発ユニット(研究棟3階)

〒173-0015 
東京都板橋区栄町35番2号
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター

TEL:03-3964-1141 内線2275